神姫オーナーみんな(?)が気になるメガミデバイス版マシニーカとMMS素体との互換性検証、可動範囲比較コーナーです
(女神装置の素体であるマシニーカは「コトブキヤ製プラキット仕様」というべきもので
後に出る(かもしれない)本家浅井パパン版マシニーカとは一部異なる可能性がありますのでご了承ください)
※パーツ交換などは破損の可能性もありますのであくまで自己責任でお願いします

・完全に組み立て完了した状態での互換性を検証します
 (MMS素体の現時点での最新版である3rd素体と比較します)
それほど互換性はありません 
コトブキヤ製神姫版のマシニーカも同じになるのでしょうか
 上の写真の番号に対応した部分の寸法
1=頭部取り付け部のボール径-φ6.0
オプションのFA:G用はφ5.0
MMSとは取り付け方が異なります
2=上腕軸径-φ3.0
MMSの腕は軸径が2.9なので
取り付け不可
3=太腿軸穴径-φ4.0
MMSの脚側も軸穴なので
そのままでは取り付け不可

1: FA:GとMMSの互換性検証ページでも記していますが、
  神姫のアタマのボール径はφ5.8前後(一部異なる子もいます)なので
  神姫の頭部のボールジョイントを外してアタマだけ交換ということは出来ません
  神姫の頭部はPVCなので、ムリヤリ嵌めればなんとかなるかもしれませんが、オススメは出来ません
  マシニーカのボール部分を削る、切り飛ばして差し替え等の改造が必要になります

2:上腕軸径は太さが異なるのでマシニーカにMMSの腕は取り付け不可
  逆にMMSの肩にマシニーカの腕は軸を太らせるなどすれば一応取り付け可能
  (MMS用拡張スペーサーは1st素体用であれば穴には入るのですが、
   軸が短くなったため、腕が接続できなくなりますので、事実上取り付け不可)

3:太腿はそのままで取り付け可能

  なのですが、実はマシニーカの方がふと・・・肉付きがいいので
  そのまま差し替えても・・・
 一応マシニーカにMMSの脚&MMSにマシニーカの脚両方やってみましたけども(・∀・;)
 武装脚なら問題ないかもしれませんが、MMSの太腿にあわせた太さの物だと付けられないものがあるかも
 全部検証するのもタイヘンなのでパスさせていただきますm(_ _)m
 (MMS用拡張スペーサーは取り付け不可でした)

バラしてみるとこういう感じ

上半身と下半身をつなぐ部分のボール径は4.7mmなので
そのままではMMSのどのバージョンの上半身も取り付けは不可能です
(MMSのこの部分のボール径はバージョンによって異なりますが
 ウチの実測値で最少が2ndのφ4.9、最大で3rdのφ5.2です)
MMSの上半身のボール受け部分に詰め物をするなどすれば、接続は可能になります
逆の組み合わせの場合、マシニーカのボール受け部分を拡げる、
または上半身につなぐ部分と下半身につなぐ部分でボール径の異なる
ダブルボールジョイントを用意(自作)すればMMSの下半身を接続可能です

肩のボール径は4mm
MMS-3rdの肩もボール接続ですが、あちらはφ3.9なのでサイズは合いません
また、腕を接続する軸がMMSと比較して短いので、もし拡張スペーサーを挟むと
その厚みの分、浅く刺さる腕の保持力に問題が出ます
(メガミデバイスではアサルト/スカウトのように武装腕に肩武装も一体化する、
 または肩ごと換装する形になるのではないかと思われますが、
 神姫の場合は肩が神姫仕様になる=軸が伸びるのかもしれません
 もしくはスペーサーが極薄な仕様になるのかも)

ちなみに首の取り付け部分はこうなっています

肩甲骨部分を開くことで首の差し替えが可能です
あと、背中のジョイント穴は腰の1か所、穴径は3mm

手首部分は接続方法自体が異なるので、MMS用拡張スペーサーは使用できません
背面もジョイント径が異なるので、MMS用拡張ハンガーは使用できません

・続いて可動範囲の比較です
 (こちらもMMS素体の現時点での最新版である3rd素体と比較します)
 まずは肘と手首の可動範囲の比較です

 肘の可動範囲はほぼ変わりませんが、手首はMMSの方が動く角度は大きいですね
 マシニーカの手首はFA:Gマテリアなどと同様の取り付け方法なので
 手首に直接軸が付いているMMSよりは動かせる角度は限られます
 ただ、MMSの手首は手のひら、手の甲の方向にしか倒せませんが、
 マシニーカの方はジョイントの向きを変えることでMMSでは倒せない方向にも
 動かすことが出来ますので一長一短というところでしょうか

 肩をそのまま上げると、このくらいまで上がります

 ここは同じくらいですね

 腕をそのまま内側に曲げると、このくらいまで動きます

 このままではMMSの方が内側に動きますが
 マシニーカの方は肩甲骨にあたる部分が動くようになっているので
 そこを内側に動かすことで

こんなに動きます

 胸部分のみ仰け反らせると、このくらい

 分かりにくいですが、大体同じくらいですかね

 同じく前に屈むと、このくらい

 若干マシニーカの方が動くみたいです

 横に傾けると、このくらい

 マシニーカの方が動くみたいです

 首と脚の可動範囲を同時に比較
 まず首を前に倒した状態と、そのまま太腿を上げた状態、
 そして膝を曲げた状態、足首を後ろに曲げた状態

 首はマシニーカの方が倒れる角度が大きい
 太腿もマシニーカの方が若干前(上)に動く
 膝も流石に2重関節になっているマシニーカの方が曲がる
 足首自体の可動範囲は変わらないものの爪先の可動が追加されています

 次に首を後ろに倒した状態、太ももをさらに上げる
 (MMSは引き出し関節使用、マシニーカは股関節軸を下げ、腰を前に動かす)
 足首を前に曲げた状態

 首はマシニーカの方が倒れる角度が大きい
 太腿はMMSの方が動く
 足首はつま先の可動以外ほぼ同じ

 脚をそのまま横に開くと、このくらい

 一度前に上げてから横に開くと、このくらい


若干マシニーカの方が動きますね

他に検証のご要望などありましたらお知らせください
※このページを作成した2017年1月時点では
 まだ第1弾しか発売されていないため
 後発の商品では改良等により仕様が異なる可能性もあります


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