ガールそのものではありませんが、フレームアームズ単体のページは用意していないので
このページにフレームアームズ迅雷への改造の詳細を記しておきます
多分他所様でも既にやっておられるとは思いますが、オレでも出来たって記念に(・∀・;)
切断などの加工位置を説明する画像には組んだ状態の無印轟雷、未組立状態のver.F.M.Eと
フレームアーキテクト(リニュver)のガンメタリックカラーを使用しています
※オリジナルである島田フミカネ氏の作例とは
異なる部分があるかもしれませんのでご了承ください
フレームアームズ迅雷の作例は
「フィギュアコミュニティサイト fg 」にて公開して下さってますので
検索してみてください
必要なキットはフレームアームズ轟雷(フレームアーキテクト含む)で、
漸雷など轟雷のバリエーション機のパーツは無くても大丈夫ですし、
フレームアーキテクトが旧verでも問題ありません
ただし、改造の際にパーツの接着が必要な部分がありますので、
フレームアーキテクトはモデラーズエディション、リニューアルver等
材質がPS樹脂製のものを用意することをオススメします
(もちろん瞬間接着剤など、ABS樹脂とスチロール樹脂を接着可能な接着剤をご使用であれば
ABS樹脂製のフレームアーキテクトでも問題ありません)
※改造の際、接着が必要な部分がありますので、念には念を入れて
パーツの洗浄、接着面をペーパー等で荒らすといった事をやっておくと安心です
改造が不要な部分は以下の8点
・頭部 :轟雷そのまま
・胸部中央:フレームアーキテクトそのまま
・背面 :轟雷そのまま(※ボディ側に接続するパーツのC-8は除く)
・肩 :轟雷の物を傾けるだけ
(※ガールでウェポンラックになっているパーツを装備する場合は小改造が必要かも)
・腕 :フレームアーキテクトそのまま
・股下 :A2-20を前後逆にして取り付け
(取り付けた際に緩い場合は双方に3mm穴があるので軸を挿して強度を確保できます)
・太腿 :轟雷そのまま
(※ウチでは好みでライト部分にHアイズを仕込みましたが、
オリジナルの作例ではライト、レンズ等の表現はされておらず、
丸い凹としてキットのままのディティールとなっているようです
ガールのイラストでもそのように描かれています)
・足首 :轟雷そのまま
※轟雷のパーツを使う部分は赤、フレームアーキテクトのパーツは水色で示した部分です
(まぁ腕は装甲を付けないってだけなのですが、一応印をつけておきました)
接着のみで済む部分は以下の1点
・胸部左右のダクト(?)部分は本来脇の下に来るA2-18、A2-19を
フレームアーキテクトのA-11、A-16の正面に接着
以下の部分はパーツ自体の加工が必要となります
・上半身(パーツの加工が必要なのはC-8のみとなります)
C-8は本来A2-18、A2-19を組みつけるためのL字状の凸形状を削除
その側面の凸形状も削除し
本来膝アーマーに付くC-10をフレームアーキテクトのA-11、A-16の下面に接着
L字状の凸形状があった部分はセンサーカメラのように処理されているので
塗装しています
(今回はパスしましたが、塗装ではなく該当部分のみ切り離して
クリアーのランナータグ等の形状を整えて埋め込むと
尚見栄えが良くなるかと)
・腰部(後ろ側)
本来正面に来るA2-17の四角い接続軸、裏面にある補強のリブを削除
(組み付けに干渉してしまう範囲でOK)
フレームアーキテクトの丸ディティールを削除
組み付けた状態で↓のような角度になります
・脚部正面装甲
フレームーキテクトのC-5の一部を削除
轟雷のB2-19の四角い軸を
四角い軸の本来手首側に来る方の壁を残して削除
フレームーキテクトのC-5を上下逆にして脚に接着
(取り付け位置的に膝アーマーとしては機能しないので
本来の取り付け部分ではなく、脚に接着する必要があります)
接着面は本来膝の3mm軸に接続するための円柱部分を使用しますが
穴を埋めてしまって接着面積を稼いだり
フレームアーキテクトの脚側にも穴をあけて
取り外し可能にしてみてもいいかもしれません
さらに轟雷のB2-19を手首側になる方を上側にしてC-5に接着
残しておいた壁をストッパー代わりにすることでC-5との位置関係が丁度よくなります
※ただし、このままでは接着面積が少ないので何かしらの対策をしておいた方が安心です
・脚部側面装甲
L側、R側表面のパーツ(B2-25、B2-26)をそれぞれ3分割
(中央に来ている部分は不要となります)
L側、R側裏面のパーツ(B1-12、B1-13)をそれぞれ2分割
(足首側になる部分は不要となります)
上側はフレームアーキテクトへの組み付け部分が生きているのでそのまま装着可能
下部分は接着が必要となります
ただし、このラインで切断した場合、微妙に脚の3mm穴と位置が合いません
穴位置が合えば接着せずに軸を通して接続することが出来るので
干渉部分の調整をしてみてもいいかもしれません
・キャノン砲
轟雷の滑空砲のパーツA1-1、A1-2、A1-5、A1-9、C-14、C-15、
腕との接続パーツとして本来はキャタピラの接続パーツであるB1-9
フレームアーキテクトのC-7、C-4が必要となります
[轟雷のパーツ]
C-14、C-15のA1-5に組み付けるための凸形状を削除
A1-5、A1-9の横に接続する形になるのでA1-9の切り欠きに合うように
切断(上から約2.5mm)
砲身(A1-1、A1-2)は作例の写真を見る限り逆に組んであるので
逆組み防止形状の凸形状を削除
もしくは受け側であるA1-5に凸形状が入るように切り欠きを入れます
B1-9は3mm軸をフレームアーキテクトの腕の3mm穴の深さに合うように切断
(約2.5mm)
[フレームアーキテクトのパーツ]
C-7の一部を削除
これらの改造を施したパーツを接着すればキャノン砲は完成
※ガールとは異なり、C-14、C-15がセンターからずれた位置となり、
また、腕との接続パーツを左右逆には付けられないので
基本的に左腕用の装備となります
(当たり前ですが、接続用のパーツを別途用意すれば、他の部位にも装備出来ます)
・(ガールでは)ウェポンラック(となる部分)
※形状の都合上、そのままでは残念ながらガールのようにウェポンラックとしては機能しません
轟雷の膝アーマー裏のパーツB2-30の凸形状を削除
肩との接続パーツはフレームアーキテクトの足首軸(B-20)を使用
肩アーマー側の接続穴は四角い穴で、B-20の軸には大き目なので
そのままでは取付けが出来ません
ウェポンラックを装備したままにするのならば、肩アーマーの裏側から
3mm穴のポリキャップなどでB-20を留めればOK
ただし、ポリキャップが邪魔なので、肩アーマーを回転させることは出来なくなります
肩アーマーをいちいちバラさずに取り外しを行いたい場合、
1)四角い穴を1回塞いで3mm穴をあけなおす
(この場合は轟雷の肩センサーが装備できなくなるのでお勧めはしません)
2)肩アーマーの裏側に3mmの穴のあいたプラ板などを貼り付け、
そちらでB-20の軸を保持する
フレーム側の肩パーツとの干渉を考慮すると、スペース的にポリパーツを固定するのは難しい
かと言って轟雷の肩センサーが装備出来なくなるのもちょっと・・・
という事で今回は2の方法を採用しています
軸受となるプラ板は軸を抜き差しする部分になるということで
KPS(最近ガンプラの関節パーツに使われている柔らかプラ)のランナータグを切り出して使用
ちなみに商品名の文字数の少ないキットのタグは余白が広い(平らな面積が大きい)事が多いので
接着面を作るために文字を削ぎ取る必要が無かったりするので
ちょっとだけ手間が省けたりするかもしれませんよ
以上で完成、フレームアームズ「迅雷」(レプリカ)
無塗装でも轟雷系がそこそこバリ展されているお陰で
それなりにカラバリも増やせます
せっかくガールの迅雷ちゃんがいるんだから作ってみようかしら?
って思った方の参考になれば幸いです
お約束なので一応書いておきますが、
改造は自己責任でお願いします
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