イメージイラスト再現パーツに組み替える際に
左足を差し替えることになるのですが
再現パーツ側は股関節のボールジョイント(以下BJ)が抜けやすい形状になっていますが
通常の左足パーツは当然保持力に問題が出ないように抜けにくいような形状になっています
この写真ではどちらにもBJが入った状態です
説明書通りに組み替える場合は、BJは本体側に付いたまま
脚を差し替えることになりますので、頻繁に差し替えると
BJのポリパーツ自体だけでなく、通常左脚パーツのBJ受け部分や
本体側のBJの軸部分が最悪破損する可能性があります
イメージイラストを再現しない=差し替えしなければいい
といえばそれまでではありますが・・・

BJ(PC3)は予備が一つ付属しているので
再現パーツ側にもBJを挿しっぱなしにして、BJごと交換することで
破損の危険性を減らすことが出来るのではないかと考えました

軸部分を見てみると分かるのですが、こちらには凹みが付いていて
PCパーツの差込み穴中程についている凸形状と噛み合うことで抜け止めとなっています

そこで、PCパーツ側の穴の抜け止め凸形状を削除してしまうことで
軸からの抜き挿しをやりやすくします

股関節用のBJ(PC3)の軸穴は3mm径なので
単純に3mmのドリルを通すだけでOKです
PCパーツは軟らかく、ドリルを通しても逃げるので
思ったほどは削れないので保持力が極端に弱くなる可能性は低いのですが
一応やる場合は自己責任でお願いします
あと、パーツ自体も小さいので怪我が無いように注意して作業してください
万一緩くなってしまった場合は、軸部分に薄く瞬着を塗るなどで対応可能かと思います

-追記-
再生産版からは太ももBJ受け側がスティレット同様の形状に改修されたので
破損の危険性は減りました
ただ、追加されたABSボールは(恐らく仕様変更をしないために)削除されていますので
マテリアをお迎えしておられる場合はそちらで余るABSボールをもらうのが
スティ子以降の仕様に合わせられる手段となります
マテリアではこちらの仕様の太もも自体も余るので初版轟雷ちゃんの場合では
太ももごと移植することをオススメします
(ただし、太もも横のグレーのパーツはマテリアでは余らないので
そちらのパーツが用意できれば、ですが・・・
すでに初版轟雷ちゃんを組み立て、接着しちゃった、という場合は・・・どうしましょうね)


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